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ネクシャリズム(総合科学)


     私の好きな SF小説に ”宇宙船ビーグル号の航海”
 THE VOYAGE OF THE SPACE BEAGLE (1950) A. E. van Vogt
      という本があります。

 多くの科学者を乗せた巨大な宇宙船ビーグル号が、様々な生命体と遭遇して
 いく話です。確か4つのエピソードがありました。その中には”イクストル”という
 生命体が、宇宙船ビーグル号内で自分の卵を産み付ける寄生体を探すという
 エピソードがあります。これは、映画”エイリアン”の元ネタとして有名なエピソー
 ドです。
  これら、驚異的な宇宙の生命体と出会う度に、宇宙船ビーグル号の危機を
 救うのが、ネクシャリズム(総合科学)という新しい学問の専門家である主人
 公エリオット・グローブナーである。
  余りに細分化・専門家された科学に対して、全ての現象を様々な角度から
 分析・予測・判断し、行動を導き出すことができる、それがネクシャリズムであり、
 その知識と技能をもった科学者が総合科学者=ネクシャリストである。
  グローブナーは、物語の最初は、よくわからん新しい学問を専門としている
 若造と周囲に見られていたのですが、ネクシャリズムにより、様々な問題を解決
 していく度に、ネクシャリズムの有効性を示していくという話です。

 単なるSF小説ではありますが、このネクシャリズム的なアプローチは
 近代科学において、より必要とされているのではないでしょうか?
by hirotakeG | 2007-04-21 01:41 | 科学一般