科学バカ一代

カクテルを飲みに行く理由

　この数ヶ月、土・日も仕事漬けでいささか疲れ気味でストレスも溜まる。
　仕事をきりあげて、バー「A」に伺う。店主の「T」さんに「ハバナ・ダイキ
　リ」を作っていただく。ダークラムを用いたダイキリも最高である。以前、
　好きなラムの一つであるクレマン（アグリコール製法）で作っていただいた
　「ダイキリ」も素晴らしかった。

　ウイスキーや酒は購入すれば家でも飲むことが可能である。
　しかし、カクテルは数限りない酒と酒の組み合わせがあり、非常にデリケート
　な飲み物であるので、家庭で再現することはほぼ不可能である。これだけは
　バーに出向かないと味わえないものである。バーテンダーの振るシェイカーの
　音もカクテルの一部である。これら総てが「カクテル」の構成要素となり得る
　のである。
　
　　だからこそ、バーに「カクテル」を飲みに行くのである。
　
　

「単純化」と「わかり易さ」

最近、「サイエンス・カフェ」というのがよく開催されている。
昨年、ある「サイエンス・カフェ」に参加したのだが、ゲストの研究者が
「背の高くなる遺伝子」などと平気で言っているのに驚いた。
一般の方に分かり易く説明する事も大事であるが、このような「表現」は
果たして、よいのであろうか？　
また、このような「サイエンス・カフェ」は、市民と科学者の双方向的な
コミュニケーションの場とされているが、ゲストを選ぶ過程において、
市民との「双方向性」や、ニーズはどれだけ反映されているのだろうか？

待ってたよ！

http://www.starshiptroopers3.net/

　今度は、パワードスーツが出るらしい。
　パワードスーツのない「Starshiptrooper」など、
　クリープの入れないコーヒーのようなものだ！　（古くてすまん）
　しかし、Marauderってなんだろう？
　あまり、期待値が高いとがっかりしそうではある。
日本ではビデオスルーかもしれない。

いかす温冷庫

科学ネタでなくて恐縮ですが。.......
どうみてもMacG5のような。　並べてみると面白いかも
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/05/19/2315.html

昨日のブログで書いたように、windowsマシンがお釈迦になったので
現在は、MacBook を購入し、winndowsマシンとしても使用しているが、
かなりよいです。そういえば、初めてMacintoshを操作したのは、
丁度２０年前だったことを思い出した。Simcity やTetrisをよくやった記憶
があります。ちょっとまたやってみたくなりました。

iPS細胞とプリオン説

　知り合いの研究者が吐き捨てるように言った。
　
　「iPS細胞を使って何か研究をやれってさ！」

　まあ、しょうがないよね。そういうご時世だから。
　確かに、ブラックボックスだらけで面白そうではある。
　だけど、所詮細胞レベルだからねえ。　細胞間相互作用の
　解明が次のステップだろうと思うが、未だに一つの生命現象
　を一つの遺伝子に還元させる事を疑問にも思わん研究者が
　多い限りは、難しいだろうと思いますねえ。

　最初にiPS細胞の話を聞いたときには、眉唾ものだったし、
　論文を読んでも、他の研究グループによる追試が行われるまでは、
　信用していなかった。
　　なにしろ、私たちは大学院生のときに、「常温核融合」で
　だまされた世代である。当時も論文ねつ造問題が取りざたされていた。
　このときにプルシュナーのプリオン説も、一度葬りかけられたのだ。
　iPS細胞それ自体はともかく、spin-off関連は面白いものが見つかりそうだ。